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レッド・ツェッペリンは“Stairway to Heaven”の盗作裁判で、陪審員は“Stairway to Heaven”がスピリットの“Taurus”を盗作していないと判断し、勝訴した。

レッド・ツェッペリンは1968年発表の“Taurus”の一部を盗作したと訴えられていた。裁判はスピリットの亡くなったギタリストであるランディ・カリフォルニアの管財人であるマイケル・スキッドモアによって起こされている。

マイケル・スキッドモアは、二つの楽曲の類似性から“Stairway To Heaven”の作曲クレジットを与えられるべきだと主張していた。

両バンドは1968年と1969年に一緒にツアーを行っている。マイケル・スキッドモアの弁護士であるフランシス・マロフィは最終弁論でジミー・ペイジとロバート・プラントのことを「セッション・ミュージシャン」と読んでいる。彼はまた著作権侵害のためにランディ・カリフォルニアに“Stairway to Heaven”の作曲者クレジットが与えられるべきだと陪審員に語っている。

公判は6月14日よりスタートし、フランシス・マロフィは3分の1の作曲者クレジットを求めていた。弁護士はジミー・ペイジとロバート・プラントが「選択的に何年も前に起こったことを忘れている」とも語っており、なぜそうしているのか理由があるはずだと暗示している。

フランシス・マロフィと彼が依頼した経済学者のマイケル・アインホーンによれば、経済的損失の試算は全体の利益として1000万ドル(約10億5000万円)の半分くらいだと主張していた。1日に及ぶ陪審員による評議の結果、8人の陪審員がレッド・ツェッペリンは盗作していないと判断している。

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