WUNMI ONIBUDO/NME

Photo: WUNMI ONIBUDO/NME

フローレンス・アンド・ザ・マシーンのギタリストであるロバート・アクロイドは、サッカーの欧州選手権、UEFAユーロ2016でイングランドのサポーターに危害が及べば良いのにとツイートしたことについて謝罪している。

そのツイートはすでに削除されているが、ロバート・アクロイドはイングランドのサポーターがフランス、マルセイユで地元住民およびイングランドの対戦相手だったロシアのサポーターの集団と衝突した暴力行為を受けて、先週土曜日、「イングランドのサポーターが蹴り飛ばされればいいのに」とツイートしていた。

ロバート・アクロイドのツイートに、元イングランド代表のサッカー選手でスポーツラジオ局「トークスポーツ」の解説者スタン・コリモアが気づき、彼はロバート・アクロイドのメッセージに「マジで?」と付け加えて再投稿している。

イングランドの他のファンからも非難が殺到したので、ロバート・アクロイドはこうツイートしている。「“フーリガンが”っていう意味だったけど“サポーターが”と書いてしまった。見当違いの感情だった。誰も蹴られて欲しくない。フーリガン行為はすべて許されないよ。ピース&ラブで頼むよ」

あるファンとのツイッターの会話で、ロバート・アクロイドはこう説明している。「僕はフランスでの問題行為の後にそれを書いたんだ。イギリスのフーリガンに限ったわけじゃない。まったく見当違いだった。フーリガン行為は災難の元だし、みんなのゲームを台無しにする。本当に悲しいね」

別のファンはこうツイートしている。「正直になろうぜ。自分がどういうつもりで言ったか分かっているだろう。だけど、今誰かが死んだから、君は自分のしたことを取り繕うとしている。そうだろう?」

これに対してロバート・アクロイドは次のように反応している。「君はクレージーな人だな。僕はイギリスのフーリガンについてニュースを読んだ後にあれを書いたんだ。あそこで起こっていることはひどいことだよ」

フローレンス・アンド・ザ・マシーンは現在アメリカツアーを行っており、7月2日にハイド・パークで開催されるバークレーカード・ブリティッシュ・サマー・タイムのヘッドライナーでイギリスに戻ってくる。この公演にはケンドリック・ラマーやジェイミー・エックス・エックス、そしてキャット・パワーも出演する。

イングランドとロシアは土曜日の1-1の引き分けの時の暴力行為を受けて、ユーロ2016の大会から追放される恐れがある。しかし、ロシア人サポーターがイングランドのサポーターを計画的に攻撃しようとしていたと報道されたのを受けて、フランス警察がファンを不適切に扱い、ロシア人サポーターを1人も逮捕しなかったことについてひどく非難されている。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ