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PJハーヴェイは、この秋にロンドン市内のサウスバンク・センターで開催されるロンドン・リテラチャー・フェスティバルで新しい作品のお披露目を行うことになった。

このフェスティバルの概要は先日公開されており、詩や文学作品の朗読、映像作品、コメディー、音楽のほか、4日間にわたる『白鯨』の生朗読会など、各種イベントが催される。

ティム・キー、アリ・スミス、マーク・ワトソンといったゲストの出演が予定されている。

PJハーヴェイは、出版が決定している詩と写真で構成された自らの著書をフィーチャーしたイベントを行う予定で、『ザ・ホロウ・オブ・ザ・ハンド』と題されたこの新著は写真家のシェイマス・マーフィーとのコラボレーションによるものとのこと。

詩と写真で構成されたこの作品は、PJハーヴェイとシェイマス・マーフィーが2011年から2014年にかけてコソボ、アフガニスタン、ワシントンD.C.を含む各地へ旅をする中で制作された。

イベントの内容は「PJハーヴェイによる詩の朗読と新曲のパフォーマンス及び、シェイマス・マーフィーの写真展示とショートフィルム上映」となっている。

PJハーヴェイが登場するこのイベントは、10月9日と10日に開催される予定で、チケットの一般発売はイギリス時間7月22日水曜日の朝10時からとなっている。

PJハーヴェイは以前、著書についてこのように語っている。「間接的なソースから情報を寄せ集めても、自分が書きたかったこととは、あまりにかけ離れていると感じてしまったの。私は、自分が魅了された国々の空気を吸ったり、土に触れてみたり、そこに住む人たちに会ってみたいと思ったのよ」

「友人のシェイマス・マーフィーとは、何かプロジェクトを一緒に形にしようということになったの。本能に従って行き先を決めて、私は詩を書き溜め、彼が写真を撮っていくことにした」

シェイマス・マーフィーは次のように語っている。「PJハーヴェイは写真や映像を愛する作曲家で、僕は詩を愛する写真家だ。PJハーヴェイは僕に、2011年のアルバム『レット・イングランド・シェイク』用に写真とショートフィルムを何本か撮影する気はないかと打診してきた。僕は好奇心をそそられ、そこから冒険が始まった訳だけど、今回はこの本という形に行き着いたんだ。これは僕らの目線から切り取った自国と世界の姿なんだ」

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