POONEH GAHNEH

Photo: POONEH GAHNEH

新曲とEPの発表に合わせて、ザ・ストロークスは久々となるインタヴューを収録した動画を公開している。インタヴューはくだけた、控えめなもので、新曲の実態を語るというよりは冗談が多く飛び交う内容となっている。しかし、ここではその動画を観て拾い集めることのできた10個の貴重な情報を御紹介しよう。

1. バンドメンバーのうちの4人はいまだにニューヨークで暮らしているが、1人はロサンゼルスを拠点としている。

2. 彼らはスーパー・ボウルのハーフタイム・ショウで演奏しているバンドが生演奏なのか、そうじゃないのか、判断がつかないという。

3. ベーシストのニコライ・フレイチュアはバスケットボールの試合であれば、オバマ大統領も打ち負かせられるかもしれないと考えている。

4. ドラムのファブリツィオ・モレッティはインターネットの大ファンである。「俺はインターネットを大いに信頼している。なぜならインターネットでは皆、お互いに共感し合い、自分がワルであればあるほどハマれるから」と彼は語っている。

5. バンドはYouTubeでの動画に対するコメントをあまり気にしていないという。「ただバカげているように思う」とニック・ヴァレンシは述べている。「動画のコメントは的確な意見のようには思えないんだ」

6. 3枚のアルバムを無人島へ持って行くとすれば、ファブリツィオ・モレッティはデヴィッド・ボウイのベルリン三部作『ロウ』、『ヒーローズ』そして、お気に入りの『ロジャー』を持って行くと答えている。ニーナ・シモンのアルバム『ワイルド・イズ・ザ・ウィンド』も捨てがたいらしい。

7. アルバート・ハモンド・ジュニアは無人島にアルバムは一切持って行かないと答えている。なぜなら彼は静寂のほうを好むからと。

8. ファブリツィオ・モレッティの彼女はブラジルに旅行した際にジカ熱にかかったという。旅行は「素晴らしかった」けど、ウイルス感染したことは「最悪」だったと述べている。

9. ジュリアン・カサブランカスは「ファブリツィオ・モレッティのリミックス・プロデューサーとしての新しい挑戦にとても驚き、感心し、感動した」と述べ、彼のことを「天才」と呼んでいる。

10. ファブリツィオ・モレッティはバンドの一員であることを気に入っていると語っている。「常に驚かされている感じがして、次に何が起こるのかワクワクするんだ。時々メンバー以外と仕事をすることもあるけど、そこで一つ気づいたことがあってね。メンバーに抱いている信頼度のレベルと、他の人に対する信頼度のレベルは違うものなんだよ」

インタヴューの様子はこちらから。

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