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長年にわたってメガデスのドラマーを務めたニック・メンザがロサンゼルスでライヴを行っている最中に倒れて亡くなっている。

ニック・メンザは1989年から1998年までメガデスのドラマーを務め、『ラスト・イン・ピース』や『破滅へのカウントダウン』、『ユースアネイジア』といった作品に参加している。

ニック・メンザのマネージメントは以下の声明を発表している。「最初の報道が示すところによれば、ニック・メンザはひどい心臓発作を発症し、病院に到着する前に亡くなったことが告げられました」

メガデスのオリジナル・メンバーであるデイヴ・ムステインはこの知らせを受けて、ツイッターに次のように綴っている。「本当のことじゃないと言ってくれ! 午前4時に起きて、5月21日にライヴハウスのベイクド・ポテトで自身のバンドのOHMと演奏している間に亡くなったと聞いたんだ」

音楽サイト「コンシークエンス・オブ・サウンド」によれば、メガデスの元ギタリストであるマーティ・フリードマンは次のようにフェイスブックで声明を発表している。「僕らはみんなニック・メンザが偉大でユニークなドラマーであることを知っています。しかし、彼は信頼のおける友人であり、愉快なバンドメイトであり、非常に愛すべき父親でもありました。あまりにも悲しく、こんなことが起こると思っていませんでした。安らかに、兄弟」

BBCによれば、彼の伝記作家で友人のJ・マーシャル・クレイグは、亡くなったことを受けて友人たち「全員があまりにも呆然としていて、彼の家族のこと以外考えられない」状態にあるとしている。「彼は息子たちと2週間、太平洋岸北西部で過ごしてたんだ。すごくあたたかい気持ちになってたんだよ」

「彼は明日、ケイプ・ゴッドの自宅に飛行機で帰る予定だったんだ。彼の人生について書いた本、『メンザブック』のコミック版を完成させたからね。この本は来月後半に刊行される予定なんだ」

ニック・メンザは享年51歳だった。

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