DEAN CHALKLEY/NME

Photo: DEAN CHALKLEY/NME

リチャード・アシュクロフトは、最新作の楽曲のおかげで自分自身の名前はザ・ヴァーヴより大きなものとなると信じていると語っている。

ニュー・アルバム『ジーズ・ピープル』は、2010年発表の『ユナイテッド・ネイションズ・オブ・サウンド』以来となっており、アルバムの大半はリチャード・アシュクロフトの自宅の地下にあるスタジオで行われている。アルバムではウィル・マローンによるオーケストラが起用されており、ウィル・マローンはザ・ヴァーヴの『ノーザン・ソウル』や1000万枚のセールスを記録している『アーバン・ヒムズ』、そして2000年発表のソロ・デビュー作『アローン・ウィズ・エヴリバディ』にも参加している。

『ガーディアン』紙に対してリチャード・アシュクロフトは次のように語っている。「俺の曲と結びついた人とも、俺の曲との関係を葬り去った人とも素晴らしい話を山のようにしたんだ。今の俺の使命は眠ってるオーディエンスと再び繋がって、俺たち皆で一つの場所に集まるということなんだよ。そうしたバルブを開けた時、何が起こるのか、俺は見たことがあるからね」

リチャード・アシュクロフトは、新作には人々に「感じさせ」、「高揚させる」瞬間があると信じてると続けている。

「ラジオで“This Is How It Feels”を聴いて、再びなにかを始めたような、素晴らしい感覚を覚えたんだ」と彼は語っている。「でも、最後には俺の名前はザ・ヴァーヴより大きなものになると信じてるよ。今回のすべての素晴らしい楽曲と俺が信じているものの力によってね」

また、リチャード・アシュクロフトはコールドプレイが達成したことと自身の曲のいずれともを交換しようとは思わないと語っている。「クリスはおそらく“Bitter Sweet Symphony”のような部分をどこかの時点で諦めてしまったんだって分かるよ」

“This Is How It Feels”のミュージック・ビデオはこちらから。

リチャード・アシュクロフトはザ・ヴァーヴの頃を振り返って、音楽業界が「若い人々を大切にしてこなかった」とも語っている。アルバム『ジーズ・ピープル』は5月20日にリリースされる。

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