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ザ・フーのロジャー・ダルトリーはアクセル・ローズがブライアン・ジョンソンに代わってAC/DCのリード・シンガーを務めることについて皮肉っている。

AC/DCのフロントマンであるブライアン・ジョンソンが聴覚を失う危機に直面して、ライヴからの引退を迫られることになったのを受けて、アクセル・ローズは自身のバンドであるガンズ・アンド・ローゼズの活動を一旦中断して、AC/DCの「ロック・オア・バスト」ツアーの残りの日程の代わりを務めることとなっている。

「要するに、ライヴに行って、アクセル・ローズがカラオケをするのを観るのかい? 勘弁してくれよ」と72歳のザ・フーのリード・シンガーであるロジャー・ダルトリーはカナダの媒体に語っている。

友人に捧げて、ロジャー・ダルトリーはロンドンの記者会見で「ブライアンについては本当に可哀想だと思っているんだ」と語っていた。

彼は続けている。「長年にわたってバンドに彼が提供したものを考えると、彼は胸が張り裂けそうに違いないよね。ブライアンに対する報道機関へのお別れの声明は公平に見て少なくともそっけないものだったと思ってるんだ。同情してるよ。傷ついたに違いないからね」

「ブライアンと話したんだ。彼には人生でやりたいことが山ほどあるんだ。ブライアンがAC/DCを惜しむ以上に、AC/DCは彼を惜しむことになると思うよ。そんな具合だよ。当然だろう」

AC/DCは残りのツアー日程にアクセル・ローズが参加することを正式に発表している。現在、AC/DCは5月から6月にかけてヨーロッパの12公演が予定されており、UKでは6月4日のロンドン・オリンピック・スタジアムでの公演と、6月9日のマンチェスター・エティハド・スタジアムでの公演の、2公演が予定されている。アクセル・ローズはその後ガンズ・アンド・ローゼズとして北米ツアーを行う予定となっている。

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