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U2のボノはISISやボコ・ハラムといった暴力的過激派に対する対策としてコメディアンを現地に送ることを提案している。

U2のボノは「暴力的過激派の原因と帰結、そして海外援助の役割」について聴取するためにアメリカ議会を訪れて、上院委員会に出席している。

そこでU2のボノは、外交官や海外援助の専門家と共にアメリカ政府に中東への援助を求めている。「それこそが暴力的過激派に対する最善の防御となりうるんだ」と彼は語っている。彼は委員会の出席中にISISやボコ・ハラムといった過激派と闘う、もう一つの方法としてコメディを示唆している。「笑わないでほしいんだ」と彼は語り、自身のアイディアを紹介している。「コメディを展開するべきだと思ってるんだ」

彼は次のように説明している。「アドルフ・ヒトラーが最初に追放した人々はダダイストとシュールレアリストだった。暴力を語ることは、彼らの言語を語るようなものなんだ。でも、彼らが軍隊式の行進をしてる時にそれを笑ったら、そうした権力は減じることになる。だから、僕は上院にエイミー・シューマーやクリス・ロック、サシャ・バロン・コーエンことを現地に送ることを提案してるんだ。ありがとう」

提案の模様はこちらから。

これに対してエイミー・シューマーは「クソだな」と返答している。

ノエル・ギャラガーは先日スペインでのライヴの前に取材に応じて、政治的不満について語り、テロリストは全員殺されるべきだと思っていることを明かしている。

ノエル・ギャラガーはスペインの新聞『エル・ムンド』の取材に応じて、友人であるU2のボノの「止めるまで彼らを愛そう」という姿勢を批判して、議論を呼びそうな自身の意見を披露している。

ノエル・ギャラガーは次のように語っている。「神から送られたっていう捻じ曲がったロジックだけで、俺たち全員を始末しようとするわけだろ」

「そんな奴らにどうやって理屈が通じるんだよ」

「俺の素晴らしい友人であるボノのような人々のさ、止めるまで彼らを愛そうっていう解決策には心配させられるよね。奴らが俺たちを殺す前に、俺だったら奴らを殺したいけどね」

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