Pooneh Ghana/NME

Photo: Pooneh Ghana/NME

デーモン・アルバーンは、テロリストによる脅迫があったにもかかわらず、マリで地元のミュージシャンとコラボレーションを行い、パフォーマンスを行ったのを受けて、「地元の王」の称号を与えられている。

この称号に加え、マリの教室に「アルバーン」の名前が名づけられたほか、マリの伝統的な名前も与えられることになったという。

この名誉についてBBCラジオ4に、デーモン・アルバーンは次のように語っているという。「この類のことは慣れてないんだけどね、でも、この教室を見られたのはすごく素晴らしいことだよ。この教室は音楽とダンスについての学校なんだ。僕の心があるのはこういう場所だよ。僕の心はここにあるよ」

今日の午後はマリのキリナにあるグリオの村にいた。デーモン・アルバーンは「地元の王」の称号を受け取っている。

地元民は47歳のデーモン・アルバーンを讃えることになった理由を次のように説明している。「デーモンはアフリカ出身ではありません。でも、彼らはこれらの現実の人々の王になるために今日ここにいるのです」

今月、デーモン・アルバーンは、マリ全域が非常事態宣言が敷かれているなか、トゥマニ・ジャバテによる3日間の「フェスティバル・アコースティック・バマコ」に出演している。

この非常事態宣言は、昨年の11月20日に首都バマコにあるホテルが襲撃を受けて、20人以上が殺害されて宣言されている。

ブラーのフロントマンであるデーモン・アルバーンは過去に何度もマリのミュージシャンとコラボレーションしており、2002年の『マリ・ミュージック』をはじめ、2013年の『メゾン・ド・ジュネス』や、2014年の『テリー・ライリーズ・イン・C・マリ』などでコラボレーションを行っている。

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