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カナダの学校の保護者はソーシャル・メディアを使ってアイアン・メイデンにオマージュを捧げている熱狂的なファンの校長先生の転任を求めている。「懸念がある保護者」はアイアン・メイデンに関する投稿が「悪魔のイメージ」を助長すると述べている。

シャロン・バーンズはオンタリオ州セントキャサリンズにあるエデン高校の校長を務めており、ソーシャル・メディアで平然とアイアン・メイデンへの愛を誇示している。ツイッターの説明文には「エデン高校の校長。グロース・マインドセットの実践者。メタル&スカ&チキンが燃料です」と書かれている。

アイアン・メイデンの横断幕と自動車ナンバーの前でホーンのジェスチャーをする写真やアイアン・メイデンのマスコットであるエディを車のダッシュボードに置いて手書きの「エディ666」という紙を添えた写真などが投稿されている。

「エデン高校校長であるシャロン・バーンズは転任する必要があります」と題された署名活動は500人以上の署名を集めている。

「懸念がある保護者として学校に配属されている校長が全生徒が見ることのできるパブリックなソーシャル・メディアで露骨に悪魔的なシンボルを見せ、悪魔的な活動に熱心なのは非常に不安にさせられます」

「保護者として別の学校への転任を求めます。エデン高校の家族の価値観と協調し、教育やそうした価値観を妨げず、感受性の強い生徒に悪魔的な活動を勧めたりしない別の校長に変えてください」

保護者側はシャロン・バーンズがアイアン・メイデンを好きなことは問題視しておらず、アイアン・メイデンに関連する「悪魔的な」画像が問題だとしている。「手書きの666の文字などが投稿されなければ、この署名活動が起きることはありませんでした。彼女がどんなバンドを好きかは気にしていませんし、彼女が何を聴くかは問題ありません。それはささいで、問題ではありません」

反対の署名活動「バーンズ氏が必要です」は記事執筆時点で15000以上の署名を集めている。「インスタグラムの投稿だけを頼りに校長としての彼女の役割を数組の保護者が判断していることはバカげています。エデン高校は公立校です。クリスチャン・スクールではありません」

「彼女は愛とやさしさしか広げておりませんし、これまででも最も熱心な校長の一人となっています」

アイアン・メイデンは先月、通算17作目となるニュー・アルバム『戦術』をリリースしている。

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